毎年開催されていた「足利の文化財一斉公開」では、市内60ヶ所以上で普段公開されていない文化財の公開を実施しておりました。しかし、一昨年、昨年と新型コロナウィルス感染症の影響により、開催を中止しました。

今回、それに割かれていた時間と予算を活用し、市内の文化財の紹介動画を特別公開いたしました。コロナでただ中止にするのではなく、今できることを考えて実施された事業です。

地方自治体が公開する動画としては、構成、音楽、映像等どれをとってもクオリティが高く、内容も分かりやすくまとまっています。



こういった動画は歴史や文化財を分かりやすく紹介するために有効なコンテンツです。以前にも一般質問で議論した「文化財のデジタルアーカイブ」に値するもではないでしょうか。
今後は成り手が不足している八木節や神楽などの「民俗文化財」「無形文化財」を動画に残したり、仏像や建築物の普段公開されていない部分を撮影したりと可能性は広がります。
今回は流用でしたが、文化財一斉公開事業費とは別に、事業費を計上すべきとも考えます。国もこうした動きを後押しする財政措置をしています。
□詳細→https://www.soumu.go.jp/main_content/000425416.pdf
今後の更なる展開を期待したいと思います。