まちに所縁のある著名人に「観光大使」「PR大使」を委嘱する大使制度は、多くの自治体で導入されています。足利市でも長年、多くの皆様にご協力いただいています。令和5年には市制100年を記念して、「足利みらい応援大使」として再出発したところです。

足利みらい応援大使(市HPより抜粋)

現在、足利市が委嘱している方々は以下です。

■経済分野
永濱利廣(第一生命経済研究所エコノミスト)
■医療・健康分野
羅田泰和(医療社団法人きぬた会きぬた歯科代表)
■音楽分野
須永辰緒DJ、音楽プロデューサー)
古澤巖(ヴァイオリニスト)
堀優衣(歌手)
真氣(歌手)
森高千里(歌手)
Ren(プロケーナ奏者)
■芸能・芸術分野
阿部敦(声優)
勝俣州和(タレント)
川連廣明(俳優)
三遊亭歌橘(落語家)
手島優(タレント)
マツザワサトシ(イラストレーター)
■食文化分野
江森宏之(MAISONGIVRÉEオーナー)
川田智也(中国料理茶禅華オーナー)
原田慎次(イタリア料理アロマフレスカ銀座オーナー)
薮崎友宏(中華料理南青山Essenceオーナー)
山本晴彦(日本料理晴山代表)
■スポーツ分野
全足利クラブ(市民球団)
岡田幸文(東北楽天ゴールデンイーグルス守備走塁コーチ)
(※敬称略 足利市ホームページより抜粋)
□詳細
https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/industory/000061/000332/p005085.html

各界で活躍されているいわゆるビッグネームが並んでおり、この人脈が足利の大きな強みであることがわかります。自身の顔写真をあしらった巨大屋外広告で話題の、きぬた歯科羅田泰和さんのラジオ番組に早川市長が出演したり、須永辰緒さんに音楽イベントへのご協力をいただいたり、堀ゆいさんに「足利尊氏公マラソン大会」で君が代を歌っていただいたり、様々な形で足利市を応援していただいています。しかし、大使の皆様のお力をお借りできる場面はまだまだあるのではないかと、私自身考えております。

■飲食業界との連携
今回、新たに委嘱を受けた方の特徴として、ミシュランガイドで星を獲得されている飲食業界の著名な方が多い点があげられます。「食」は足利の観光はもとより、地域の文化度を上げる重要な要素です。これらの方々に足利の食文化向上や観光振興など、様々な形でご協力をいただけないかと考えます。前例として、旧大久保分校スタートアップミュージアムで、中華料理「茶禅華」の川田智也氏監修の中国茶が提供できるようになっています。

■信頼関係
「大使」と一言で言ってもそれぞれ業界も違えば年代も違います。市との信頼関係にも濃淡があり、気軽に相談できる方から、おいそれとお声がけできない方もいます。そこで鍵となるのが同級生や幼馴染の存在です。足利市出身の方であれば、意外と身近にいると思われます。かく言う私も、同級生にも大使がおります。そういった方に間に入っていただく事で、様々な相談もしやすくなると考えます。
また、民間企業の方や経済界の方のアイデアを活かすことで、大使との有効な連携が生まれるかもしれません。

各大使は足利に対する思いをもって受けていただいているはずです。足利の宝である貴重な人脈を最大限発揮できる、新たな100年にしていただけるよう、引き続き提言して参ります。

【過去の一般質問】
□令和6年第1回定例会(3月)26:05から
https://ashikaga-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=490