一般質問初日は、合計5名の議員が登壇しました。その中の答弁で新たな動きがあったものや、注目すべきものの一部をまとめてみました。詳しくは後ほど議会ホームページにアップされる議事録をご覧ください。

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■北関東道スマートインター整備に市道7丁目大前線がカギ
以前から市内に整備が期待されている北関東道自動車道のスマートインターチェンジ。「市道7丁目大前線改修により候補にあがるのでは」といった旨の答弁が副市長からなされました。

◎末吉の意見 → スマートインターチェンジ整備は西部地域の開発をはじめ、足利日赤へのアクセス改善、観光客の増加、地域経済の活性化など様々な可能性を秘めた事業です。本市議会においても同事業を加速させようという流れが出てきています。我が国の高速道路IC間隔は平均10kmで、欧米諸国の2倍程度と言われています。そう考えると太田IC・足利IC間は10kmですので十分可能性はあります。もちろん、財政のことを考えますと、費用対効果に即した投資規模を慎重に検討する必要もあります。(自治体負担は料金徴収施設から既存道路への接続道整備事業費)

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■足利大学本城キャンパス周辺整備公有化も視野に
6月議会において、4月にオープンした足利大学本城キャンパス周辺エリアの整備を具体的に検討する旨の答弁がありました。今回はさらに「空き家を調査し公有化も視野に検討する」との答弁がありました。

◎末吉の意見 → 前回より更に踏み込んだ答弁がありました。「公有化」ともなりますと、まちなかエリアですので地価も低くありませんので、それなりの事業費になることが予想されます。確かにきれいになることは望ましいですが、大事なのはそこに投資をしてどんな効果が期待できるのか、なぜ投資をするのかだと思います。

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■投票時間の短縮に向け検討
本市の投票所における投票時間短縮について、行政院会事務局長から「導入に向けて検討する」との答弁がありました。「投票に支障のない様に」との補足もありました。現状は午後8:00までですが、県内では投票日当日の投票時間を午後6:00にした茂木町の例があります。

◎末吉の意見 → 若年層や現役労働世代の投票機会損失の問題をはらんでいます。もちろん、人件費削減、選挙関係者の負担軽減(投票結果判明が深夜になることも)といった意見もありますが、選挙は民主主義の根幹ですので、その機会についての議論は慎重さが求められます。