一般質問初日・2日目、合計9名の議員が登壇しました。その中の答弁で新たな動きがあったものの一部をまとめてみました。特にとちぎDC前ということで観光に関する動きが多く見られた印象です。
 
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■JR足利駅前に臨時案内所設置
とちぎDC期間の3ヵ月間、JR両毛線足利駅前に臨時の観光案内所を設置することがわかりました。東武足利市駅には観光案内所兼土産物店の「あし・ナビ」がありますが、JR足利駅にはありませんでした。
 
◎末吉の意見 → JR足利駅の近くには観光案内所兼土産物店の「太平記館」があるため、駅構内にはそういった施設はありませんでした。DCに合わせ臨時でも観光案内所を設置できることは、観光客の利便性向上、中心市街地での回遊性向上に繋がると考えます。足利駅を降りてくれた観光客の方は少なくとも、中心市街地の観光地や歴史・文化に一定の興味を抱いていると考えられます。こうした方々により多くの観光地やお店をまわっていただける情報提供を期待します。
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■フラワーパーク南の県道交差点改良決定
あしかがフラワーパークの渋滞のネックとなっていた、フラワーパーク南に位置する県道128号線の交差点の改良が決まりました。東方面から来た車が右折する際に、右折レーンが短いため直進者まで渋滞に巻き込まれていた交差点でした。今回は右折レーンを20mから100mに延伸し、車だまりを4台から20台にすることができるそうです。GWに間に合わせる計画とのことです。
 
◎末吉の意見 → H29年3月議会でも提言させていただいていた交差点の改良が実現し、一安心したところです。以前から指摘させていただいている通り、フラワーパークの渋滞解消には新駅だけではなく、様々な対策を複合的に実施する必要があります。交差点の改良、パーク・アンド・ライドの導入、またそのための広告宣伝、周遊パック、チケットの開発、町なか駐車場の活用などさまざまな対策を講じて目に見える効果を出していただけるよう、継続して訴えていきたいと思います。
■過去の議事録 → http://sueyoshi-toshihiro.com/?page_id=1384
 
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■あがた駅南産業団地4社で新規雇用130名以上
現在造成中のあがた駅南産業団地は、通常すべて完成してから分譲開始するところ、できた場所から分譲していく方式を取っています。現在、販売した4区全てが予約内定し、稼働に向けた準備が進んでいます。その4社への調査で合計130名以上の新規雇用を考えていることがわかりました。
 
◎末吉の意見 → 産業団地は何といっても、多くの雇用を生んでいただくことで地域経済に貢献します。今回わかった数字はあくまで新規雇用(※全体の就業者数ではありません)です。当産業団地の残り区画は全体の約6割ですので、最終的には単純計算で倍近い新規雇用になると推察されます。人手不足で多くの企業がオートメーション化を図っています。時代の流れという部分もありますが、必要なときに必要な人材が集う仕組みを行政や関係団体で検討し、雇用を維持することも地域にとっては重要だと考えます。特に足利は工業大学があり、工業系の高校も2校あります。この強みを生かさない方法はないと思います。