足利市では昭和40~50年代に多く整備された公共施設の維持や管理に、過大な経費が掛かり、それを維持できない問題に直面しています。2019年度内に策定予定の「足利市公共施設再編計画」の目標として、約50年間で公共施設延べ床面積の40~50%削減をしないと、本市の公共サービスを維持できないとしています。
 
□【全員協議会】大型公共施設更新に向けた財政指針の策定について
 
そんななか、市民の公共施設に対する考えや使用状況の実態を把握すべく「市民アンケート調査」を実施しました。
 
結果としては公共施設マネジメントの方針(削減や複合化を検討する)に対して、過半数が理解を示していることがわかりました。
また、一部の市民にしか使われていない施設があること、一部の市民しか利用していないが反復利用が多い施設があること、その両方に当てはまらない施設があることなどもわかりました。
 
いずれにしても、大変重要な基礎資料であることは間違いありません。
こうした施設の統廃合や整理については、「声の大きな方の意見が市民の意見になりやすい」側面があります。そうではなく客観的に議論しやすい「市民のリアル」を得るためにも、こうした実態調査は有意義だと考えます。
 
参考までに、ぜひ皆様もご覧ください。
そして、本市の公共施設の現状、将来について考えるきっかけにしていただければ幸いです。
 
 
□公共施設に関する市民アンケート調査結果
→ http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/uploaded/attachment/53736.pdf

公共施設に関する市民アンケート調査結果