来年4月に足利市を走るJR両毛線に新しい駅ができることになりました。参考になればと思い、同規模となる「東武ワールドスクウェア駅」を見てまいりました。

ワールドスクウェアをイメージした外観

きぬやリバティなどの特急列車も停止

バスの接続も良好です

 
足利の新駅と比較すると以下の様になります。

東武ワールドスクウェア駅
(H29.7.22開業済)
足利の新駅
(H30.4開業予定)
東武鉄道 費用負担 JR東日本、足利市、栃木県
不明 事業費 約15億円(駅前広場込)
1面1線 ホーム 1面1線
小佐越(南に0.68km) 最寄り駅 富田(東に0.9km)
ワールドスクウェア営業時間
のみ停車
(一部特急を除くすべて)
停車列車 不明
(臨時ではなく常設駅)
ワールドスクウェア
(年間50万人来場)
近隣ホテル、別荘利用者など
利用者見込 フラワーパーク利用者
(年間150万人来場)
近隣工場就労者など
日光交通のバスが接続
ワールドスクウェアへは
国道を渡る必要あり
ほか バスの接続は検討中

ワールドスクウェア駅の場合は税金が投入されていないため、日光市議会でもほとんど議論(議事録では見つけられず)がなかったようです。場所も鬼怒川が走る谷間で開発の余地も少ないため、ワールドスクウェアへの観光客を増やすことが主目的です。市民への直接的な恩恵が比較的少ないため、鉄道会社単独での事業になったように思えます。
 
足利の場合は県と市の税金が投入されていますので、市民への恩恵をしっかりとした結果で出さなくてはいけません。以前にもお伝えした通り、議員としてしっかり本事業の「説明と結果」を求めて参ります。