足利市議会は若い。
足利市議会は女性が多い。
 
前回の市議会議員選挙と補欠選挙でだいぶ構成が変わり、そのように言われることが多くなりました。
 
具体的にどれくらい多いのか、全国平均と比較したグラフを作ってみました。
 
 
まずは女性議員の比率です。
■全国平均/14.6%
■足利市/25%

 

4分の1が女性というのはすごいことだと思います。人口減少社会の中で、子どもを産み育てていただける女性の意見を反映しやすい議会であることがわかります。(もちろん男性も育てますが)一般質問でも印象として、子育て環境や教育、医療、保育などのテーマが多くなる傾向があるようです。
 
次に20~30代の比較的若い議員の比率です。
■全国平均/6.1%
■足利市/20.8%(5名)
 
平均年齢は以下です。
■全国平均/58.7歳
■足利市/55.2歳 ※末吉調べ

 
平均年齢では大きな差はありませんが、議員数だと全国平均の3倍以上です。まちの未来を担う働き盛りの子育て世代を代表する議員が多いということです。つまり、若い世代が住みたくなるような、子育てしたくなるような環境をつくるアイデアや意見が届きやすいということです。
 
こういった客観的なデータを見てみると、栃木県内でも加速度的に人口が減少している足利市の現状に対して、そうした状況を抜本的に変えたいと願う市民のニーズが浮かび上がってきます。
 
しかしながら、そういった優位性が生かし切れているとは言えないかもしれません。
自分も含めた若い議員や女性議員が、今以上に積極的に連携し、それを力に変え、まちの未来を大きく動かせるような政策提言ができるようにならなくてはいけません。
女性議員ならではの目線やきめの細かさ、若い議員のフットワークと柔軟な発想を生かせば、このまちはもっと輝けるはずです。
今後ともこの恵まれた環境と、市民の皆様の期待を無駄にしないよう努力を続けていきます。