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太田の観光名所として大光院(呑龍様)と並び有名です。初詣の名所大光院に比べ金山城は、行ったことがなかったり、どういったものかわからなかったりという話をよく聞きます。そこで今回は、意外と知らない金山城をわかりやすくご紹介をしたいと思います。

天守が無い城です
城と言えば思い浮かぶのは名古屋城のような巨大な天守ですが、金山城には天守はありません。天守が作られるよりも100年ほど古い戦国真っ只中の城なのです。

貴重な城です
城と言えば石垣ですが、石垣を積むのにもお金が掛かります。関東には資金力のある大名が少ないため石垣の城は貴重なのです。

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強い城です
石垣の城になってからは落城をしたことの無い、非常に防御力の高い城です。武田信玄、上杉謙信といった強力な大名の攻撃を10数回も退けています。

お殿様は両毛で一番です
この城が最も輝いていた時代の城主が由良成繁でしょう。太田、桐生、足利、館林、赤石など両毛地区を支配していました。その後は息子国繁が小田原に幽閉され、完全に北条氏の傘下に入ります。

これらのポイントから、城マニアや歴史愛好家の中でも人気のある城が金山城なのです。また、この城のもうひとつの魅力は整備が進んでいて、戦国時代の雰囲気を体感するに充分な史跡になっていることです。日本の整備された城はほとんどが平和な江戸時代の城です。たまには荒々しい戦国の城をお近くの太田で体験してみてはいかがでしょうか。