こちらは栃木県の事業で市が関与するものではありませんが、多くの方から問い合わせをいただいている案件ですのでご紹介しておきます。
福猿橋は渡良瀬川に架かる福富町と猿田町を結ぶ橋梁で、名前はその両町名から取っています。昭和38年に架橋され老朽化していて、ラッシュ時には渋滞が連日発生しています。

老朽化については「栃木県橋梁長寿命化修繕計画」に則り、補修工事が行われています。躯体の塗装を塗りなおしたり、部品を交換したりして、大規模な事業費がかかる架け替えを先延ばしにしています。

渋滞対策としては、橋から南側の福富町北交差点につながる右折レーンが短く、渋滞の要因になっていると考えられています。そこで幅員を拡張し、右折レーンを延伸することで直進車両を流すことができます。それに伴い、狭隘だった側道も広く安全になりました。(写真参照)

橋の南側(福富町北交差点)

2019(R1)年 長寿命化工事開始
2022(R4)年 長寿命化工事、道路拡幅工事終了予定

地域の課題解決のため、ご尽力いただいている栃木県の皆様には大変感謝しております。引き続き、工事が完了するまで安全に作業を進めていただければと思います。


【関連記事】
□栃木県安足土木事務所管内図・主要事業
https://www.pref.tochigi.lg.jp/h59/documents/ansoku_kannaizu.pdf
□栃木県橋梁長寿命化修繕計画
https://www.pref.tochigi.lg.jp/h05/system/honchou/honchou/documents/1250574475210.pdf
【過去記事】
□【投票の前に】大規模事業における栃木県と足利市の関係
https://sueyoshi-toshihiro.com/?p=2451