一般質問初日は、私も含め合計5名の議員が登壇しました。その中の答弁で新たな動きがあったものや、注目すべきものの一部をまとめてみました。詳しくは後ほど議会ホームページにアップされる議事録をご覧ください。

また、私の一般質問については後ほど概要をアップいたします。

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■平成29年の足利市観光客数が過去最高に迫る475万人
プレデスティネーションキャンペーンにあたる平成29年の観光客数が、475万人にのぼることがわかりました。これは県からも発表された数字ですが、今回はじめて議会で答弁されました。過去最高はNHK大河ドラマ「太平記」が放映された平成3年の481万人です。

◎末吉の意見 → 大河ドラマでブーム的に集まった481万人と、あしかがフラワーパーク、足利学校、鑁阿寺、ココファーム収穫祭、花火大会、その他季節ごとのイベントなどで蓄積して集めた475万人では意味合いが大きく違うと考えます。観光業界、市役所、市民がそれぞれの役割を果たし、積み重ねてきた結果だと考えます。

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■足利大学本城キャンパス周辺の整備を検討
本年4月3日にオープンした足利大学本城キャンパスは、使用されなくなった旧足利日赤の病棟を同大学の看護学部としてリノベーションしたものです。廃墟だったエリアにふたたび賑わいが戻りました。その周辺の整備について「具体的に検討していく」との踏み込んだ答弁がありました。

◎末吉の意見 → 足利大学本城キャンパスと足利市役所の間には、数件の空き家、空き地や駐車場が広がっています。賑わいが生まれる新たな拠点の周辺としては寂しい印象があります。整備自体は結構なことだと思います。そこまで大きなエリアではありませんが、民地の一体的な整備となると事業費もそれなりにかかります。この辺りも含めて注目したいと思います。

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■迫間自然観察公園の借用地買収を検討
フラワーパークに隣接する迫間自然観察公園は、貴重な湿地帯で動植物の宝庫です。その公園の面積の1/3にあたる5haは、市有地ではなく民有地で賃貸借契約のもと、市が公園として整備してきました。今年度が契約更新の年にあたるとのことで、買収を検討している旨の答弁がありました。

◎末吉の意見 → 迫間自然観察公園は大変貴重な自然が残る公園です。しかし現在、木道のほとんどが朽ち果て、雑草が生い茂り、いなくなってしまった生物もいるような状況です。不安定な賃貸借契約よりも買い取ってしまった方が、安定した運営はできると考えられますが、買ってその後どうするのかが重要です。

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