今日は市議会一般質問の2日目、4名の議員が登壇しました。
私も最後に登壇しましたので、質問と答弁の一部を掲載いたします。
それぞれ前進した部分も多く見られ、有意義な質問ができたのではないかと考えます。もちろん反省点もありますので、次回以降に生かしてまいります。

詳細については後ほど個別にアップしてまいります。

※当局の答弁は質問をしながらメモをとったものですので、正確なものではない場合がございます。詳細は後ほど議事録でご覧ください。

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■スポーツ振興について

◎末吉:現在休止中の少年スポーツ全国大会等の壮行会について。市長や教育長から直接激励をしてもらえることは、こどもたちにとっても親御さんにとっても大きな刺激になる。
本市の看板を背負ってがんばっている子どもたちを、市を挙げて応援できる体制を整え、自信と誇りをもって闘えるよう、壮行会を再開するべきと考えるがどうか。

▲当局:市体育協会専門部などと連携し、春休みや夏休みの比較的大会が多い時期から再開していきたい。

◎末吉:壮行会および激励金・壮行金の仕組みが情報として正確に伝わっていない。
紙媒体では「あしかがみ」に制度の説明を少なくとも年に一度掲載し、各スポーツ団体にもチラシ等であらためて周知すべき。また、市ホームページにも当制度を説明するページを開設し、PDFなどで申請書をダウンロードできるようにすることで、情報伝達漏れを減らすことができる。

▲当局:あしかがみやホームページの掲載を、小中学校の大会前までに実施したい。

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少年スポーツイメージ

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■公共施設マネジメントについて

◎末吉:公共施設の整理統合は待ったなしの状況にもかかわらず、本腰を入れて庁内で議論ができる体制ができているとは言い難い状況。
この問題を庁内でしっかりと共有し、各部署が当事者意識を高く持つために、継続的な研修や勉強会を実施すべき。研修では管理職と担当者を分けることも検討すべき。

▲当局:外部の有識者や先進自治体の担当職員による研修会等を実施したい。受講対象者を分けて実施することも必要と考える。

◎末吉:本市には遊休施設が、合計7施設、延べ床面積にして5,812㎡存在する。遊休施設について建物の老朽化状況・面積・構造、活用可能な業種、法的制限などの詳細な情報を一般に公開し、広く利活用のアイデアや事業者を募ることも有効な手段だと考える。

▲当局:庁内で議論したうえで、必要に応じて、遊休施設に関する詳細な情報を民間事業者等に公開し、その活用方法について広く意見や提案を求める。民間事業者等との「対話」を通じて市場性などを把握「サウンディング型市場調査」も有効と考える。

◎末吉:市内にある郷土資料展示室、小俣ふるさと学習・資料館、民俗資料室を大月町の東部学校給食共同調理場へ統合する提案をしたい。
歴史民俗資料室のある東砂原後町は不動産価値が高くリースなどで収入を得られるため、統合の財源になり得る。3か所あった施設を1カ所に統合できれば、約3000㎡の延べ床面積削減に繋がる。新たな施設を作るわけではないため事業費も割安。さらには総務省の『公共施設等適正管理推進事業債』の対象となりうる事業。
管理が効率化し、新たな観光資源にもなり、市民の郷土愛にもつながり、財源も確保できる有効な案だと考える。

▲当局:歴史・文化財保存展示施設については今後の検討となるが、ご提案の東部学校給食共同調理場跡に統合することについて、暫定的な方法の一つでもある。今後この提案も含めて検討していく。

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現在使用されていない東部学校給食共同調理場

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■まちづくりについて

◎末吉:平成28年12月16日に「無電柱化の推進に関する法律」が公布・施行された。国が無電柱化推進に向け大きく舵を切ったことを示すものである。本市においても土地区画整理事業が進む大日・足利学校周辺は、景観改善、交通安全の確保、防災の観点から無電柱化事業を検討するに値すると考える。

▲当局:土地区画整理事業と併せての無電柱化は、防災、安全、景観はもとより事業期間、コスト縮減においてもメリットがある。地元住民や関係機関と協議のうえ検討する。

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無電柱化が実施された大日東地区