早稲田大学マニュフェスト研究所が毎年発表している「議会改革度調査ランキング」が公開されました。

回答のあった全国の1404の議会中(都道府県市町村すべて)、足利市は213位に入ることができました。昨年の192位からはランクダウンしましたが、3年連続で300位以内にランクインできました。1404議会中213位なので、それなりに評価されていると考えます。

昨年の私の同記事では「2020年は準備も進んでいるので期待が持てる」と記してありましたが、実態はコロナ禍で新たな取り組み(特に市民参加系)ができませんでした。また、広報誌のリニューアル、リモート会議の導入など、検討過程のものもありますので、今後はそれらも反映されると思います。
足利市議会の相対的な弱さは「情報共有」「住民参画」です。

・常任委員会の議事録ネット公開
・特別委員会、議会運営委員会、その他諸会議の議案のネット公開
・SNSの活用
・議員の政策や個性を知る情報発信
・議会モニターの導入
・フリースピーチの導入

この辺りがポイントになりそうです。

ちなみに、栃木の雄那須塩原市議会は13位、リモート議会のパイオニア取手市議会は堂々の第1位に輝きました。見習うべき先進事例は沢山ありますので、良いところはTTPS(徹底的にパクって進化させる)させていただきたいところです。

いつも言いますが、これはあくまでひとつの評価基準。市民の皆様から評価され、信頼される議会を目指し、これからも邁進します。

□足利市議会のこれまでの議会改革調査総合ランキング順位
 2020年 213位
 2019年 192位
 2018年 160位

□議会改革調査2020総合ランキング
→ http://www.maniken.jp/gikai/2020rank_sougou.pdf