足利で盛り上がっている話題に水をさすような残念なニュースです。

現市長の目玉政策である「映像のまち構想」の補助金に関して、問題提起がなされました。
「バンクーバーの朝日」というフジテレビ開局55周年記念映画のロケを誘致する際、市から製作会社に2000万円の補助金が支払われました。助成対象は飲食代や資材代などです。

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問題となっているのはそのタイミングです。

撮影は今年3月から1ヶ月間行われましたが、補助金は7月に申請され市長が交付を決定しています。
補助金の制度ができる前から撮影が行われ、後出し的に制度を作り公金を流出させたという指摘です。

この「後出し」が市の助成金に関する規約などに反しているのか、いないのか。法的に問題があるのか、ないのか。
監査請求の結果が待たれるところです。

せっかく多くの市民がボランティアなどで協力したプロジェクトですので、このようなことで揚げ足を取られないようにしっかりと対応していただきたいです。