2017年にも同緑地については掲載をしましたが、今回はその進捗状況についてお知らせいたします。
□【朝倉・福富緑地整備事業】について → http://sueyoshi-toshihiro.com/?p=1029
 
概要は以下の通りです。
 
◎期間/平成29年~平成30年
◎面積/3.8haから約6.9haへ
◎役割分担/
 国(樹木伐採、整地、管理道路整備)
 市(芝張り、トイレや駐車場整備)
◎市負担予算/総合計画実施計画(平成29・30年に掲載)
 平成29年 205,000千円
 平成30年 200,000千円
 
また、昨年10月に発表があった新たな内容は以下です。
 
◎供用開始時期/平成31(2019)年9月

◎整備内容/トイレ堤防内6基、堤防上1基、照明設備、園路外周約1km(ゴムチップ)

 

発表になった計画平面図(案)

 
■堤防上の衛生的なトイレ
トイレが堤防内だけでなく、堤防上に設置されることは画期的なことです。堤防内ですと台風などで撤去することを前提としますので、下水に接続できない仮設のものとなります。その結果、衛生面や臭いの課題があり、特に女性から敬遠されがちです。堤防上ですとその課題がクリアされるため安心して使えるようになります。

市内では伊勢町の堤防上に設置されており、全国的にも事例は多くありません。渡良瀬川の利活用の面でも堤防上のトイレは重要な設備と言えます。

 

伊勢町の堤防上トイレ

 
■ゴムチップ舗装のウォーキングコース

ゴムチップ舗装の園路(ウォーキングコース)が整備されます。通常のアスファルトよりも膝や足への負担が少なく、疲れにくいと言われています。足利市内では総合運動場、西部複合施設多目的運動公園(西幸楽荘の北側)、五十嵐運動公園の3カ所に整備されていますが、全て渡良瀬川の北側でした。

 

ゴムチップ舗装イメージ

 
■照明を設置

先に述べた3ヶ所の公園に共通しているのは、夕方から夜間の利用者が多いことです。「仕事終り等にウォーキングやランニングをしたいと」いう市民ニーズを的確に捉えてのことと考えます。更に防犯の面でも有効です。

 

整備中のスロープ(H31.1.31現在)

 
その他にも駐車場を拡張し、新たな場所にも整備します。またそこへのアクセスのためのスロープも整備します。
 
今年の秋には供用開始となりますので、ぜひ多くの皆様に利用していただければと思います。