皆様のおかげで市議会議員となり2年が経過しました。市議会議員の任期は4年ですので後半戦入ったわけであります。
そこで昨年同様、市議会議員末吉利啓を自己評価してみたいと思います。
特に選挙前から訴えてきている「足利の未来はみんなで変える」を実現できたかを重点的に考えてみたいと思います。
 
1)積極的な情報提供
地方議会や議員の活動はなかなか見えにくいのが現状です。
「市議会ではどんな議論がなされているのか?」
「市議会議員は毎日なにをしているのか?」
そういった不透明感をなくし、身近なこととして政治や議会を感じてもらい信頼を取り戻すことが有権者意識を高め、実効性のある政治を実行する第一歩だと考えています。
前回と比較し情報提供に関して数字を出してみました。
(表参照)
 
【評価】 → 60点
ホームページ更新数は増加しましたが、まだまだ少ないと考えます。
市政レポートは目標通り2回発行できました。レポートは回数も大切ですが、より多くの方に見ていただく工夫も必要だと考えています。
市政報告会はタイミングもあり5月に開催したため1回となりましたが、増加の流れはできたかと思います。今年度は秋(9月頃)と春(3月頃)に実施することで2回となる予定です。
 
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2)自分ごととして考える場をつくる
政治家と市民、行政と市民は、要望を言う側と聞く側という関係になりがちです。
政治家も役所の職員も市民も人間です。会って話しているうちに考えが変わったり、間違っていたことに気づいたり、新しいアイデアが生まれたり、常に正解は変わっていく可能性があります。言う側と聞く側の関係だけでは、お互い話し合いが平行線を辿り、解決に向けた動きが出にくくなってしまいます。
市民「○○に予算をつけてくれ!」
 → 行政「市は財政難で予算がさけない」
市民「○○の建設を許可してくれ!」
 → 行政「国の規制で行うことができない」
これを繰り返しているだけでは問題解決ができず、いたずらに時間が過ぎていきます。
課題は山積みだが、税収減で資源は限られている。
そんな社会情勢の中で、行政、政治家、市民がお互いに歩み寄り、一緒に考えていく合意形成が更に大切になっていきます。市民ひとりひとりが自分のこととして考える場を、どのようにコーディネートしていくかが重要です。
 
そこで昨年度は「アシカガ+ミライ茶論」事業を開始いたしました。喫茶店を会場に気軽に政治を知り、興味を持ち、意見を発信し、未来に向けて自分事として考える<場>を作ってみました。
 
【評価】 → 75点
「アシカガ+ミライ茶論」は昨年度8回開催し、延べ43名にご参加いただきました。全体的に建設的な意見が多く、はじめて来られた方も政治や足利のことに興味を持ってもらえる内容となったのではと考えます。(表参照)
今年度は、未来を考えるうえで本来もっとも大切な世代でもある「子育て世代」をターゲットとした考える場づくりを行っていきたいと考えています。
減点要因としましては「高齢化が進む地域の課題解決」に向けた動きに進捗が見えなかった点です。今年度はしっかりと進めてまいりたいと考えております。

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「足利の未来はみんなで変える」を実現できたか

 
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以上2点、情報発信について(特にホームページ)はまだまだ改善が必要ですが、場作りはミライ茶論など新たな動きもあり進歩が見られたと考えています。今回の自己評価をもとに更なる改善を加えて参ります。
今後とも、足利市議会議員末吉利啓にご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
 
※表の年度期間は4月1日~翌年3月31日まで
※ホームページ更新はプロレス関連を除くブログのアップ数