自分の住む栃木県足利市の観光向けキャッチフレーズは「歴史と文化と花の町」です。

そんな足利で「足利の歴史は市内外に理解されているのか?」「もっと足利の歴史をアピールし活用できないのか?」など【歴史】という切り口でこの町を考え、活性化を考えていく、そんな組織(集まり)が“あどもい”です。

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武家をまとめ室町幕府を開いた足利氏の発祥地であったこと、学問の最先端である足利学校があったこと、国宝や国指定重要文化財の数が県全体の25%であることなど「歴史の町」の所以といえる誇りがこの町にはたくさんあります。

“あどもい”は市民活動団体です。
その目的は以下です。(※会則の第1条より)

本会は、足利の豊かな歴史と文化財を効果的に活用して、地域の活性化を進めることを目的とする。そのために必要な人材、組織、その他歴史・文化財に関わるありとあらゆる団体の橋渡しを進める。

そうです。
足利にはその歴史を認識し活動している組織や有識者の方がたくさんいらっしゃるのです。私たちはその橋渡しをし、より円滑に、より効率的にこの活動を進めることを目的としています。
新しく何かをするのではなく、力と知恵を結集することでうねりを大きくしていきます。

“あどもい”は毎月第一水曜日午後7時から足利市民活動センターで定例会を行い、様々なプロジェクトに取り組んでいます。足利や足利の歴史に興味がある方であればどなたでも参加可能です。
また、この組織にはクリエーターが自分も含め3名いることが強みであったりします。
会のロゴを作っていただいたのはメンバーの川連さんです。独創的で温かみがあるデザインになりました。

会の名前は元文化財サポーターズ会長で文化財愛護協会理事の臼井さんに考えていただきました。万葉集にある言葉「足利思(あどもい)」からとりました。意味は調子を合わせる、息を合わせるといった意味です。偶然にしては出来すぎた当て字でメンバーの心にフックしました。

とりあえず今回は簡単に“あどもい”の紹介をさせていただきました。
具体的な活動の詳細は後程紹介します。