今日は市議会一般質問の2日目、4名の議員が登壇しました。その中の答弁で新たに動きがあったことの一部をまとめてみました。
初日に比べると大きな動きは少なかった印象です。
自分なりの意見も記しておきました。
 
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■公共施設等総合管理計画の今後
今年5月に発表された「足利市公共施設等総合管理計画」を踏まえた公共施設マネジメントの今後の流れが大まかに示されました。
①施設カルテを制作
②目標設定
③施設分類ごと個別長寿命化計画策定(国からH32年までに策定を求められている)
 
◎末吉の意見 → ②の「目標設定は早い段階でするべき」だと、以前私も議会で指摘させていただきましたが、①の【施設カルテ】ができてからとのことです。施設カルテは各公共施設の老朽化状況や利用状況などの詳細を一覧化したものです。判断材料とするものですが、大きな目標である延床面積の削減率などは、人口ビジョンなどから推計される税収見込みを考えれば、自ずと導き出されるように思えます。カルテができて目標設定への歩調が乱れたり、鈍化したりしないよう注視していきたいです。130

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■映像のまちの拠点予定施設「旧西高校」の使用料
廃校である旧西高校は栃木県の条例で使用料が決まっているようで、議会では例として以下のような答弁がありました。
例:5日間33,000円、24日間190,000円
 
◎末吉の意見 → 現在「西高で撮影をしたい」とのお声が多いのは、都内スタジオなどより割安であるということが大きな要因であると聞いています。となると市に移管された後の使用料設定は慎重に行う必要があります。高すぎてもニーズとギャップができますし、この施設を維持することを考えればそれなりの使用料は欲しいところです。まずは西高の施設カルテを作る必要があるかと思いますが、撮影の使用料以外の収入も検討する必要もあるように感じます。
 
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■市道五十部町4号線(通称笹野新道)の整備進捗
足利赤十字病院の北側に位置する市道五十部町4号線(通称笹野新道)は、道幅が狭く通学する児童の安全確保の面で以前から大きな課題でした。現在、執行予算ベースで74%、完成予定はH31年末とのことです。