今日は市議会一般質問の初日、4名の議員が登壇しました。その中の答弁で新たに動きがあったことの一部をまとめてみました。
大きな動きもありましたので、明日の新聞には詳細が掲載されると思われます。
それと、自分なりの意見も記しておきました。 

 
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■JR東日本両毛線新駅設置に向け協議開始
栃木県内で30数年ぶりとなる新駅の設置に向けた協議が始まるようです。場所はあしかがフラワーパーク付近。観光シーズンの渋滞対策、東部地区の活性化策として、JR東日本高崎支社と足利市の連携協定に基づいて話し合いがなされます。
 
◎末吉の意見 → フラワーパーク周辺の渋滞問題は喫緊の課題です。住民の方が家に帰れない、職場から外に出られないなどの問題を解決するために有効な手段だと考えます。
また、東部地区の活性化にも寄与できると考えます。利用者増加が予想されますので、都市計画などのハードルをクリアし駅周辺を開発することが望まれます。地元の方々や足利市全体に恩恵をもたらす可能性を秘めています。
費用負担や場所、時期、効果の最大化など、詳細についての交渉はこれからですので、足利市のためになる交渉結果に結び付くよう注視していきたいと考えます。
 
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■映像のまち拠点整備で旧西高取得へ
学園もののロケ地として、業界からも評価の高い旧県立西高校を足利市が取得することが決まりそうだとのことです。今年度中に合意予定だそうです。県営葉鹿住宅の土地(市所有)と、西高の土地の半分(県所有)を交換し、上物はそのまま市に譲渡される見込みです。
 
◎末吉の意見 → 最近の議会でも話題になる公共施設の整理統合の流れからすれば逆行しています。しかし、そこでしっかりと維持費や修繕費を稼げる仕組みができれば、その限りではないと考えます。ロケスタジオとしてどれ位の値段設定で貸すのか、運営はどこが行うのかなど、しっかりと詰めていただきたいと考えます。
映像のまちの産業化への一歩だと思いますので、稼げる公共施設を目指していただきたい思います。

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■国宝書籍のデジタル化公開事業
現在、足利学校で所有する国宝書物のデジタル化が進められています。2~3年はかかるようですが、完成してから一気に公開するのではなく1冊ずつ完成次第公開していくようです。
 
◎末吉の意見 → 国宝書籍のデジタル化は以前にも議会で提案させていただきましたが、絶対に必要なことです。公開も柔軟に対応していただけそうなので安心しました。国宝以外の文化財デジタルアーカイブ化についても、提言し続けたいと思います。
 
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■刀剣「山姥切国広」の展示
以前からファンの要望が強かった刀剣「山姥切国広」の展示に向け、現在所有者と交渉中ではあるが年度内の展示を目指しているようです。
 
◎末吉の意見 → 今回ようやく発表に至りましたが、大変期待できる事業です。ぜひ所有者の方との交渉を丁寧に続け、実現していただきたいです。
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■織姫公園の駐車場不足
シーズンになると駐車場が不足し、渋滞も発生する織姫公園は現在、さいこうふれあいセンターや織姫駐車場を案内している状況です。そこから織姫公園への道すがらに案内板設置を検討するとのことです。
 
◎末吉の意見 → 織姫公園へのアクセスルートだけでなく、市内全体のサイン計画なども視野に入れていただきたいと考えます。