そこで、議会で次のような提言をさせていただきました。
□過去の議事録(H30.6)→http://sueyoshi-toshihiro.com/?page_id=1737

―(議事録より)―――――――――――――――

市民生活課で制作している「市民相談のしおり」は、市民の困りごとに対して健康の事、暮らしの事、税金の事など、カテゴリーごとに分けられた相談窓口が一覧になっているものです。すぐにどこへ相談すればいいかが分かるので、大変便利だと聞いていますが、多くの市民がこのしおりの存在を知りません。
地域包括支援センターで制作している「生活応援ネットワーク一覧」は高齢者が必要とする、あらゆる生活に関するサービスが一覧になっているものです。こちらもカテゴリー分けされ、移送、生活支援、高齢者施設などのサービス業者などが、細かい情報と共に掲載されています。こちらも主だった方しか持っていません。

これまで市民生活課と地域包括で発行していた冊子

そこで今回、この2冊をまとめた「市民相談・生活応援サービス一覧」の冊子を、高齢者にもわかりやすいデザインを考慮したうえで、作ってみてはいかがでしょうか。
これを民生委員さんやケアマネージャーを通して、配布できれば、手にした高齢者も便利になり、自分でできることが増えていきます。その結果、担当職員や民生委員さんの業務も効率化されるものと考えられます。

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前向きに受け止めていただき、検討や調査の末、令和2年4月に1000部が作成され、民生委員・児童委員、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所等に配布されました。
理想的には独居の高齢者世帯や、高齢者夫婦等の世帯にも全戸配布されれば、ご自身でできることも増え、認知症の予防や高齢者支援に関わる方の業務軽減にながると考えます。

フルカラー、大きな文字、目的別検索等使いやすくなった

今回の1000部を機に、民生委員等の方々の意見をいただきながら、更なる改善を進め、次回の改訂、増刷に繋げられるように提言を続けて参ります。

この度、ご意見をいただいた介護関係事業者や民生委員の皆様、並びにご協力いただいた多くの皆様にあらためて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

□高齢者支援情報誌「高齢者生活応援ガイド」
https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/uploaded/life/133203_304922_misc.pdf