4月30日、足利市議会臨時会で可決された、補正予算によって足利市のコロナ対策独自事業「明日の笑顔プロジェクト」が動き始めました。その後の6月議会初日に可決された補正予算により、独自事業の追加がなされました。
以下がその内容です。それぞれ私の個人的な意見も記しておきます。

―――――――――――――――――――

①事業者への支援 約180,000千円

ア.売り上げが減少している事業者への支援金(150,000千円)
1500事業者、1か月の売り上げが20~50%減少の事業者に対し上限10万円
●末吉の考え:国の持続化給付金の対象から漏れてしまった事業者向けの事業です。他市でも実施されていて、支援の隙間で苦しまれている方への支援として導入すべきと考えていました。支援をあきらめている方や、制度にたどり着けない方へしっかりと伝えることが重要だと考えます。

イ.小規模事業者の店舗等の家賃補助(30,000千円)【県内初】
1事業者につき3万円×2ヵ月、対象:飲食業、小売業等
●末吉の考え:県内初の制度とのことです。売上が減少しても変わらない家賃支払いを支援することで、不動産業へのダメージを軽減することもできます。

②子育て・生活者への支援 約190,000千円

ア.子育て世帯を支援する事業(171,500千円)
国の子育て世帯臨時特別給付金に1万円上乗せ支給、※3役・議員報酬削減を充当
●末吉の考え:国の一人1万円への追加加算で合計2万円となります。ご家庭では休校に伴う出費もかさんでいますので有効な制度だと考えます。

イ.準要保護児童生徒の給食支援事業(8,020千円)
学校休業中の給食費相当額として2か月分支給
●末吉の考え:足利における児童の貧困問題は正確な数字がわからない状況ですが、深刻であるとの情報も得ております。こちらも大事な支援です。

ウ.雇い止めまたは内定取消しにあった方等の一時的な雇用(3,786千円)
新型コロナウィルス感染症対応のための臨時職員の雇用、2名会計年度職員
●末吉の考え:5月末時点で1万6723人の方が新型コロナウィルスの影響で職を失ったとの報道があります。足利の実態は掴めておりませんが、行政としてできる重要な支援です。またこういった状況ですので、臨時的に必要な仕事も増えております。

つづく...

□『明日の笑顔プロジェクト2』(新型コロナ 地方創生臨時交付金)→https://www.city.ashikaga.tochigi.jp/page/asunoegao2-info.html