こんなタイミングですが、毎年恒例となっております市議会議員末吉利啓の自己評価をさせていただきます。1年に1回、応援していただいた皆様への大切な報告です。

※下記の活動について新型コロナウィルス感染予防のため自粛しているものもあります。

1)積極的な情報提供

地方議会や議員の活動はなかなか見えにくいのが現状です。
「市議会ではどんな議論がなされているのか?」
「市議会議員は毎日何をしているのか?」
そういった不透明感をなくし、身近なこととして政治や議会を感じてもらい信頼を取り戻すことが有権者意識を高め、実効性のある政治を行う第一歩だと考えています。
前回と比較し情報提供に関して数字を出してみました。
(表参照)

「足利の未来はみんなで変える」を実現できたか

【評価】 → 60点
2期目最初の年となった昨年度ですが、情報発信は不足しておりました。ホームページ更新数、市政報告会開催数共に目標を達成できませんでした。昨年課題に挙げていたホームページのSEO対策も手つかずですが、アクセス数は微増傾向でありました。今年度はコロナウィルスの状況にもよりますが、これまでの分を取り返せるようにしたいと考えています。
市政レポートはミニ版も含め3回発行することができました。今年度は、少しタイムラグはありますが、台風19号を踏まえた防災対策や感染症対策など、特集も組む予定です。

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2)自分ごととして考える場をつくる

政治家と市民、行政と市民は、要望を言う側と聞く側という関係になりがちです。
政治家も行政職員も市民も人間です。会って話しているうちに考えが変わったり、間違っていたことに気づいたり、新しいアイデアが生まれたり、常に正解は変わっていく可能性があります。言う側と聞く側の関係だけでは、お互い話し合いが平行線を辿り、解決に繋がりません。
市民「○○に予算をつけてくれ!」
→ 行政「市は財政難で予算がさけない」
市民「○○の建設を許可してくれ!」
→ 行政「国の規制で行うことができない」
これを繰り返しているだけでは問題解決ができず、いたずらに時間が過ぎていきます。
課題は山積みですが、税収減でお金も人も限られています。
そんな社会情勢だからこそ、行政、政治家、市民がお互いに歩み寄り、一緒に考えていく合意形成が求められています。市民ひとりひとりが自分のこととして考える場をコーディネートし、どこまで妥協できるのか、新たなアイデアはないのかといった深い議論が必要となっています。
そこで末吉は「アシカガ+ミライ茶論」という意見交換や合意形成の機会を用意しています。喫茶店を会場に気軽に政治を知り、興味を持ち、意見を発信し、未来に向けて自分事として考える<場>です。

【評価】 → 85点
「アシカガ+ミライ茶論」は昨年度9回開催し、延べ50名にご参加いただきました。傾向として大学生や高校生など若い世代の参加が増えてきています。より幅広い方の参加でミライ茶論も活性化しています。ただ今年度は新型コロナウィルスの関係で、大幅に開催数の減少が予想されます。
また、継続しておりました梁田地区の子育て環境については動きがありました。関係者の方との意見交換、実態調査などを重ね、民間の放課後児童クラブ誘致という大きな結果に結びつけることができました。地域の皆様と共に、自分ごととして活動したことにより、未来を変えることができた好事例だと捉えております。お力添えをいただいた皆様には本当に感謝です。地道で時間はかかりますが、こうした活動をほかの場所、ほかの分野でも実施できるよう努力して参ります。

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以上2点、反省点もありましたが、結果も残せた年度となりました。
今後とも、足利市議会議員末吉利啓にご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

※表の年度期間は4月1日~翌年3月31日まで
※ホームページ更新はプロレス関連を除くブログのアップ数