一般質問初日は5名の議員が登壇しました。その中の答弁で新たな動きがあったものや、注目すべきものの一部をまとめてみました。詳しくは後ほど議会ホームページにアップされる議事録をご覧ください。
 
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■新産業団地の候補地にあがた駅の北側エリア
新たな産業団地の候補地に「東武伊勢崎線あがた駅の北側エリア」を検討している答弁がありました。これまで「河南地区に2ヶ所、河北地区に1ヶ所選定をした」という答弁はありましたが、具体的な場所が示されたのは初めてです。
 
◎末吉の意見 → あがた駅南産業団地の早期完売は、その立地が企業側から高い評価を得たことを示しています。新しい県道が整備され、国道50号バイパスに近く、あがた駅という東京直結の駅も隣接している。この利点を生かすうえであがた駅北側はポテンシャルの高い候補地だと考えられます。まだ方針を示しただけで、地元の理解、国や県との協議など課題も沢山あります。地域経済の活性、雇用の拡大、税収の増加、移住定住の促進と利点の多い事業ですので、積極的に進めていただきたいです。
 
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■南部地区で大規模圃場整備を検討
田畑が広がる本市南部エリアにおいて大規模な圃場整備を検討するとの答弁がありました。規模は30ha~50haで、地元への説明と事業期間を合わせて10年程度を計画しているそうです。
 
◎末吉の意見 → 圃場整備とは農地の区画整理や農道拡幅、水路整備、土地改良などを実施し、農業の生産性や効率を上げることを目的とした事業です。本市は昭和20~30年代に圃場整備が行われていますが、1区画当たりの面積が狭く効率が悪く、最近の農業経営に対応できなくなっていました。耕作放棄地対策や農家の法人化、大規模化、新規就農者育成に繋げられるよう、調査研究を進めていただきたいと考えます。