今回は具体的に進めていきたい事業(※あくまで個人案)についてお話しします。実現するとすれば議会全体として進めることになるので、私が副委員長を務めさせていただいている「広報委員会」の皆さんをはじめ、議員の皆さんの協力や理解は不可欠です。更に予算措置が必要になる場合、当局の理解も必要になることを付け加えさせていただきます。

1.議会のインターネット中継・録画放送
これは以前から強く提言をしていますが、なかなか実現に至っていません。しかしながら現在、全国の市議会の46%が導入していて(※1)、両毛地域においても全ての自治体が導入している以上、足利でも本格的に検討すべきだと考えます。いつでもどこでも議会の議論を見ることができる環境は、既にスタンダードになっているのではないでしょうか。
※1・・インターネット録画放送の場合(詳細→全国市議会議長会
【議会のインターネット中継】について

 

全国市議会議長会実態調査より


2.本会議場におけるプレゼンテーションツールの導入
議場に大型モニターを設置すべきだと考えます。質問者などの様子をアップで映すことはもとより、議員のプレゼンテーションツールとしての活用ができます。分かりにくい案件も、現場の写真やグラフを使って説明する方が市民、当局、議員にも伝わりやすいことは明らかです。

 

3.議会だよりのリニューアル
現在、リニューアルに向け市民ホールでアンケートを実施し集計をしています。議会の広報誌が読まれていないのは、前回のグラフの通りです。「議会で何が決まったのか?」「議員が何をしているのか?」それを有効かつ確実に伝えられる紙媒体の見直しは必須です。より目を引き、より読んでみたいと思わせる内容とデザインを目指したいと考えます。
【活動の結果】議会だよりの表紙をマイナーチェンジ

 

4.ホームページのリニューアル
正直、先行している自治体のそれと比べると、足利市議会のホームページは情報量が少なく、見たくなる仕掛けも強くありません。他市議会や魅力的なホームページを参考に足利らしい魅力あるホームページすべきだと考えます。
安城市議会
足利市議会

その他にもいろいろやりたいこと、やるべきことはありますが少しだけ羅列しておきます。

議会活動広報パネルの設置

議場への誘導サインの設置

マチイロへ掲載

議場アンケートの充実

常任委員会・特別委員会の議事録公開など

今後は広報委員および議員の皆様と協議をしながら、コンセンサスを得られたものから進めていければと考えております。
市議会として増え続ける市民ニーズにできる限り対応し、有効なコンテンツを揃え、より魅力的なものに仕上げていく。市民に心の底から「開かれた議会」と評価をしていただき、政治への関心を持っていただき、そして積極的に選挙に行っていただけるように、これからも邁進していきます。