先日(1/22)行われた全員協議会において、平成30・31年度実施計画についての説明がありました。「実施計画」とは市の最上位計画である「総合計画」に基づき、そこに掲げられた施策を計画的に実行していくため、具体的な事業内容や経費の概要を示したものです。
 
詳細は足利市のホームページに掲載されるかと思われます。参考までに平成29・30年度実施計画のリンクを貼っておきます。
 
 
全員協議会での私からの質疑と当局の答弁の概要は以下です。
※当局の答弁は質疑をしながらメモをとったものですので、正確なものではない場合がございます。
 
●末吉:「プロジェクト1 結婚・子育て・学びあい」の公園施設整備事業(公園施設長寿命化p24)について。平成30年度が50,000千円に対し、平成31年度は204,000千円と大幅に増加しているが、この詳細について聞きたい。
△当局:通常の維持管理に加え、平成31年度はトイレの改修、総合グランドの園路の改修を行うため増加した。
 
●末吉:「プロジェクト5 スマートウェルネスシティ」の公園施設整備事業(かわまちづくり事業・p25)は、H29年度205,000千円から含めて総事業費はどれくらいになると想定しているのか。
△当局:朝倉福富緑地はH29年度と合わせて総額405,000千円。H31年度の100,000千円は五十部地区での「かわまちづくり事業」となる。こちらについての総額は現段階では出ていない。
 
●末吉:前の答弁にもあったが、数多くの公園設備が老朽化する中、その維持や改修に多くの財源が割かれることになる。そのような状況下、新たに405,000千円を支出して朝倉福富緑地を整備することは大きな決断と考える。多くの予算をかけて新たに整備するのだから、最大限の効果が求められる。完成後の利用者増加の見込みや現状ニーズの調査を行い、利用促進策を考えているのか。
△当局:今までできなかったサッカーの利用者増加が見込まれる。様々な機会で積極的に公園のPRを実施したい。
 
●末吉:「プロジェクト3 まちの魅力発信」の夜景観光開発事業(p24)について。平成31年度は0円となっている。これは本事業の終了ということと推察されるが、何をもってして夜景観光資源の開発が完了したとするのか。ゴールやビジョンをどのように考えているのか。(実施計画 平成29年度11,000千円、平成30年度6,000千円)
△当局:まずは夜景サミットで全国に取り組みをPRできた。また銘仙灯りなどの夜のコンテンツを整備することができた。H30年度で銘仙灯りの行灯整備も一定数を確保できる見込み。
 
●末吉:「プロジェクト3 まちの魅力発信」の各土地区画整理事業(p24)について。山辺西部第二を除いて平成29・30年度の実施計画に比べ大幅に減少している。その理由は何か。
※前回の実施計画平成30年度予算比較
大日西143,000千円→45,000千円
中央212,000千円→168,000千円
山辺西第一566,000千円→480,000千円
山辺西第二150,000千円→170,000千円
△当局:中央地区は交渉が順調に進み、土地の先買いができたため事業費が減少した。山辺西第一は道路整備や家屋移転が進み事業費が減少した。