ロケ地めぐりツアーが実現いたしました。

現在、足利市では和泉市長が「映像のまち構想」を掲げ、足利を映画やPVなどの映像で盛り上げていこうとしています。「映像のまち推進課」という専門の部署が設置され、制作会社の対応や関連事業に追われています。現在のところフィルムコミッション的な動きが中心ですが、映像関係の方々からの評価は概ね高く、来月1日には足利で新しい映画館がOPENするという流れまで引き寄せいています。

さて、今回の「足利ロケ地めぐりツアー」は栃木県立足利清風高等学校ビジネス研究部の提案ということで、官民協働の事業となります。昨年6月の議会で質問をさせていただき、それに対して検討する旨の回答をいただいていました。

【過去の議事録】
平成27年6月議会

結果として実現に至り、大きな一歩が踏み出せたと感じました。
ただ、あくまでモニターツアーです。これを参考に、できればテーマ型のツアーとして定着させ、観光誘客の一翼を担えるようになれば、映像のまち構想に対する市民の理解もあがるのではないでしょうか。

「映像のまち構想」自体については様々な意見があります。

私としては予算をかけて実績(ロケ誘致、番組撮影、メディア掲載など)が上がったのであれば、それを最大限活用すべきだという考えです。
ただ「撮った→終わり」では市民の税金を使う意味がありません。その効果を最大限に発揮し、その結果を市民に知っていただくために、できることは積極的に行うべきだと考えます。

しかし、学生がこういったことをキッカケにふるさと足利に興味をもってくれたことは喜ばしいことだと思います。

※これらの事業は関係する行政職員の方々のご尽力で実現できたものです。深く感謝したいと思います。ありがとうございました。

平成28年3月に初めて実施されたツアー

※ツアーは定員に達したため募集は締め切りました

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【映像のまち構想と市民のかかわり】について