市議会一般質問の3日目、4名の議員が登壇しました。その中の答弁で新たに動きがあったことの一部をまとめてみました。

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■朝倉福富緑地には大規模ウォーキングコースを整備

H29年からH30年にかけて整備が進められている朝倉福富緑地に、大規模なウォーキングコースが整備されることとなりました。渡良瀬川の南には五十部運動公園のような大規模なウォーキングコースがなかったため、整備が望まれていたところでした。また、規模が3.8haから約6.9haに拡大するため、サッカー場も大人1面またはこども2面確保できるとのことです。

◎末吉の意見 → ウォーキングコースについては河南地区の整備が遅れていたため、健康寿命延伸やスポーツ振興の視点から有効な整備だと考えます。課題は夜の街頭まで整備できるかというところかもしれません。河北のウォーキングコース(ウレタンチップ歩道のコース)はほとんど街頭がついていて、夜でも多くの方が歩いています。

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■空き家バンクH30年にスタート

私も一般質問でその必要性を訴えていた「空き家バンク」が来年度、いよいよスタートするとのことです。あわせて国の統一版空き家バンクにも掲載さるとのことです。また国庫補助を受け、事業を着実に推進するために「空き家等対策計画」も策定中です。更には同じく来年に市内全エリア対象の「空き家実態調査」が実施されることとなりました。

◎末吉の意見 → 空き家問題については一気にことが進んだ印象です。今まで「マイホーム借上げ制度」という効果の低い事業で停滞していた時期が嘘のように、雪崩を打って各事業が進んでいます。(当時の議事録 → http://sueyoshi-toshihiro.com/?page_id=873)

空き家バンクは市役所内で不動産業を始めるようなものですので、事務量が一気に増え職員への負担が増します。そのためよりきめの細かい情報収集や配慮をするためにも、自治会等地域の方々の協力が必須となります。

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■野良猫対策にTNRを検討

増加する野良猫対策としてTNR(Trap・Neuter・Return)推進を検討するとのことです。TNRとは猫を捕獲し避妊・去勢手術をして離す方法で、繁殖力の高い猫の特性に合わせた有効な対策です。避妊手術も1回当たり2~3万円かかるそうですが、動物基金の無料チケットを使うこともできるそうで、財源確保にも一定の目途がついています。

◎末吉の意見 → 野良猫の問題は私も今回、目から鱗の話しが多く勉強になりました。野良猫にまつわるトラブルで多いのは「近所の人が野良猫に餌をあげている」「空き家に住み着いている」「家の前で糞をする」といったものです。その繁殖力の強さゆえに、抜本的な解決が進みませんでした。飯能市の様な成功例もありますので、参考に推進すべきだと考えます。