市議会一般質問の初日&2日目、合計8名の議員が登壇しました。その中の答弁で新たに動きがあったことの一部をまとめてみました。
私の質問については別途、投稿いたします。
 
 
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■市内耕作放棄地が1年で3ha減
市内の耕作放棄地はH28年に33ha存在していたが、市内企業の農業参入により3haの利用が決まり、H29年では30haに減少したとのことです。今年度から設置された「農地利用最適化推進委員」が機能し、農地の再利用やマッチングができたようです。
 
◎末吉の意見 → 本年度より制度が変わり、既存の農業委員のほかに、耕作放棄地の発生防止等を行う農地利用最適化推進委員が任命されました。今回の様な大規模な利用は、簡単にいただける話ではないので、そういったニーズに対して高いアンテナを持って情報収集を進めていただきたいと考えます。
 
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■山姥切国広再展示に向けた検討
今春、多くの来場者を集めた「山姥切国広展」に対して、多くの再展示を望む声があります。それに対し市として「所有者の意思や考えが第一」としたうえで、「様々な課題がクリアできれば再展示に向け努力したい」との答弁がありました。
 
◎末吉の意見 → 「山姥切国広展」については、もう一度やってほしいという近隣商店街の方や、また見たいという刀剣ファンの要望はよく理解できます。ただ熟慮すべき点もあると考えます。所有者の意思、頻度、なぜこのタイミングで?この場所で?といったストーリー、本来の足利の魅力を伝える手段の構築など、これらもしっかりと検討する必要があります。
 
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■公共施設等マネジメント検討のため地区ごと分野ごとの計画を策定
公共施設については公共施設等総合管理計画策定後、更なる推進のため、「個別施設計画」の策定を、整理統合のための財政支援策と共に進めています。そんななかで、地域別・分野別の計画をH30年には立てるとの答弁がありました。
 
◎末吉の意見 → 公共施設等総合管理計画では総論的な内容で、具体的なスケジュールや課題などには触れられていません。それを個別具体的にしたものが「個別施設計画」です。今回の地域別・分野別の計画を策定することで、市民にとっても職員にとっても最適化に向けたイメージが掴みやすくなると考えます。