去る12月1日、足利工業大学フットボール場で「(仮称)足利市人工芝サッカー場工事安全祈願法要」が行われました。足利市に今までなかった、人工芝サッカー場の整備がいよいよ始まりました。

 

工事前の足利工業大学フットボール場

 

私も高校時代、ラグビーの試合や合宿でお世話になったグランドです。人工芝なので難しいかもしれませんが、ワールドカップも近づいておりますので、ラグビーの使用も検討いただきたいところです。
 
さて、本事業は足利市と足利工業大学が締結した「包括連携協定」をもとに、長年にわたり市民から要望のあった人工芝サッカー場の整備を行うものです。土地は大学が足利市に無償で貸し出し、サッカー場の整備は足利市が行います。概要は以下です。
 
■事業費/216,400千円(toto補助金54,400千円+市負担162,000千円)
■整備箇所/足利工業大学敷地内フットボール場
■駐車場/200台
■スケジュール/
H29.12 工事開始
H30.3工事完了
H30.6供用
■整備内容/
1.人工芝サッカーコート一般用(105m×68m)
※少年用2面(68m×50m)に転用可能
2.トイレ
3.夜間照明ほか
■運営/市と大学で検討会を立ち上げる
 
今回の整備の背景として、市内は野球場に比べてサッカー場が少ないこと、市内のサッカー人口が野球と並んで多いこと、人工芝サッカー場ができることで足利工業大学の魅力アップにつながることなどがあげられます。
 
一般市民の利用と大学の利用の調整、維持費の負担、周辺住民への対応など課題もあります。
しかし、本市のサッカー少年をはじめ、サッカーに携わる多くの方たちにとって、優秀な選手の育成、スポーツ振興に大きく寄与できれば、市税1.6億円以上の価値が生まれてくるはずです。そのような施設になるよう、運営も含めて議会としても注視していきたいと思います。