市議会一般質問の3日目は3名の議員が登壇しました。
その中の答弁で新たに動きがあったことの一部をまとめてみました。
自分なりの意見も記しておきました。

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■本年度から足工大と「足利長寿研究」を実施
平成29年度から3年計画で、足利工業大学看護学部と足利市が連携して、市民の健康寿命を延ばすために「足利長寿研究」を開始するとのことです。具体的な調査内容や連携事業についての答弁はありませんでした。

◎末吉の意見 → 平成29年3月の私の一般質問でも答弁がありました「足利長寿研究」ですが、単に長寿の方を調査する以外にも様々な研究をしていただきたいと考えます。3月議会で提言した介護認定率と介護予防事業実施の相関関係や効果測定など、市が持っているデータを有効に分析していただければ、更に健康寿命延伸に有効な研究になるはずです。
データを集計しても分析できなければ意味がありません。

足利長寿研究に関する議事録(p73) → http://sueyoshi-toshihiro.com/?page_id=1108

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■テレビ番組放映による公告費換算が年間17億円
シティプロモーションの効果により平成28年度、足利市がテレビで多く取り上げられました。それの放送時間の合計を時刻、視聴者数、放送局などを鑑みたCM広告費に換算すると17億円になるとの答弁がありました。

◎末吉の意見 → 平成28年度予算のシティプロモーション推進事業費は2131万円です。シティプロモーション担当職員は3名ですので、それを含めても費用対効果は高いと考えます。この17億円の算出方法はもう少し細かく確認する必要はあるかもしれません。

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■水道広域化に向けた検討開始
今年3月に県内で、足利市を含む22市町と1企業団体による「水道事業広域連携等検討会」が設置されました。国の推進もあり安定した水道水の供給や、人口減税収減に対応するためのコスト削減を目指すとのことです。

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水道イメージ

◎末吉の意見 → 広域化のメリットを見極めたいとの答弁でしたが、水道施設も含め公共施設利用の広域化は有効な手段だと考えます。先行事例もありますので積極的に検討いただきたいと考えます。

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※写真はイメージです